
『タワーレコード店舗バイヤーへインタビュー企画』第一弾は、サンダルテレフォン!!
【タワーレコード店舗バイヤーへインタビュー企画!!】
2020年アイドル楽曲大賞のアルバム部門5位に選ばれ、タワーレコードで注目を集める
『サンダルテレフォン』というアイドルグループ。
–昨年に続き、今年も大注目間違いなしの次世代アイドル『サンダルテレフォン』について、
店舗バイヤーへインタビュー、CDショップで働くきっかけや音楽ルーツなど迫ってみた。–
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\記念すべき1人目は、タワーレコード新宿店 J-POP兼アイドルバイヤーの山口さんです。/
ダイキサウンド→ダ
山口さん→山
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ダ:本日は、よろしくお願いします。
山:お願いします!
ダ:ではまず、山口さんがタワーレコードで働きだしたきっかけを教えて下さい。
山:もともとエアジャム系のバンドが好きで、
ハイスタとかBRAHMANとか大学生の時によく聴いていて、
そこに関わる仕事がしたいなと思いました。
自分では、音響とか楽器を演奏するということもなかったので、、
ダ:聴く専門という感じですね。
山:はい。聴く専門で。
そこで、音楽の仕事に携わるんだったら小売りかなと思って。
学生時代は新宿店に毎日のように通っていたので、働くんだったら、
タワーレコードの新宿店が良いなと思い応募しました。
ダ:面接はどんな感じでしたか?
山:100%落ちたと思いました(笑)
ダ:え!なぜですか?
山:CDの所持枚数を聞かれて、ちょっと多めに400枚位です。といったら、
少ないね~と言われて。。(笑)
ダ:え~!当時はそこが、=知識みたいな部分があったんですね。
山:はい。そして、次どうしようかなあと考えていたら、
電話がかかってきた、という感じでした。
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ダ:今のバイヤーとしてのお仕事内容を教えて下さい。
山:J-POPの中で主にアイドルコーナーの担当をしています。
J-POPもするし、アイドルもするしって感じですね。
ダ:ちなみに、よく聴く音楽はなんですか?
山:ここに入って、音楽の趣味はころころ変わったりしてますね。
知識が爆裂に増えたっていうのもあるんですけど。
そもそもアイドルを聴いてるとか、昔の友達に言ったらびっくりされます(笑)
ダ:お仕事上、やはり常に周りには音楽があると思います。
意外に良い!みたいなのがあったりとか。
山:アイドルが歌っているからアイドルソングというか。
アイドルソングの中にもパンクもあればR&Bも、それこそシティポップもあるし。
なので、結構オールジャンル聴いてるって言い方ができますね(笑)
僕的には、ハイスタとか聴いてると次は洋楽のパンク聴いてみようとか
そのルーツはなんだとかスカパンクを聴くとしてもスカってなんだとか、
ツリー的に広がってったルーツの方が僕は好みだったりするかな。
ダ:前に、bounceにピープルツリーみたいなのがあって、、
山:そうそう(笑)
ダ:この人の影響でこの人がいてみたいな相関図みたいなのもあって
当時ネットとかなかったので、雑誌で情報収集っていうのはおおいにありましたよね。
山:探してましたね~。
サブスクみたいなすぐ聴けるものがなかったので、もう買うしかなかったです。
ダ:ジャケ買いとか、、
山:ジャケ買い、スペシャルサンクス買い、レーベル買い、めちゃめちゃありました。
そこしか頼りが、、(笑)
やっぱり、情報を得られるのがお店からしかなかったので、
僕もそんな風に打ち出す方にいきたいなというのが、1つタワーに入るきっかけとしてありますね。
ダ:入社したきっかけに繋がるっていうことですね。
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ダ:では、いよいよサンダルテレフォンについてお伺いしていきます。
終演後物販のときから、既にリーチしてたと聞いたのですが、知ったきっかけは何だったのでしょうか?
山:やっぱり名前が強烈で、、気にはなるし。
終演後物販のときにイベントを1回して頂いていて、、
その時にしか盤を売っていなくて完売していたのが印象的でした。
ダ:CD-Rですよね。
山:はい。確か200枚か300枚か売れてましたね。
山:そもそもメロコアをメインにしていて、僕に刺さる音楽性でした。
それが終演後物販卍を経て解散になって、
ライブとかチェックしてるときに対バンとかで名前が出てて
「元終演後物販のメンバーが」っていうプロフィールを見たのが最初かと思います。
そこから調べていったら盤もリリースしていたし、
タワーで取り扱いたいなと思ったので運営さんにオファーをかけましたね。
ダ:確か、新宿店限定という感じでしたよね。
山:そうですね。去年くらいなので、ちょうどイベントも絡めれなくて。。
そしたらダイキさんの方から、全国流通盤の案内が来ました!
ダ:「Step by Step」ですね!
山:ちょうどオファーかけてたんですよ~。って営業担当の方にお話しましたね(笑)
タワーレコード新宿店 アイドルコーナー
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ダ:サンダルテレフォンの魅力とか、推しのメンバーとか教えて下さい!
山:推しのメンバーが一番答えにくいな~・・(悩み中)
ダ:小町さん、、?
山:そうですね(笑)
1回挨拶に来ていただいたときに、4人とも超丁寧で、低姿勢で僕らスタッフからしても
すごく印象が良かったです!!
山:魅力は、誤解無くいうなれば、ちょっとシティポップな曲が多いので
最初聴いた印象は、Negiccoに近いなと思っていて、、
ダ:なるほど。
山:Negiccoのプロデューサーも呟いてたんですよ!サンダルテレフォンの曲のことを、
超好きな曲!みたいな感じで。
サンダルテレフォンに反応してましたね。
Negiccoファンは、もう独立しちゃっているというか、曲が好きっていうよりは、
あの3人が好きってイメージがありますけど。
ラウド系とかバンド系なアイドルが多い中で、シティポップをちゃんと
コンセプトとしてやってるのはすごく良いなと思います。
ダ:確かに、しっかりポップさがありますよね。
山:本気度が見えるじゃないですけど、シティポップに手を出してみた感じでは無くて
ちゃんと成り立っている曲が多いなと。
ダ:以前、サンダルテレフォンのオーディションをするとき、
メロコアをコンセプトしていたっていうのは、ネットでみたことありました。
山:方向転換がうまいですよね。
楽曲派といわれるアイドルオタクの方に刺さるというか、刺しにいってて
ちゃんとそこに反応があるし。
ダ:ちなみに、山口さんがよく聞いている曲はなんですか?
山:1曲目のコーリングですかね。
ダ:お!同じくです!ライブの1曲目はコーリングが多くて
SEから曲への繋がりが最高です。
山:絶対上がるよな~(笑)残るメロディですし。
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ダ:過去に店頭で推していたアイドルを教えて下さい!
レーベルなどは関係なく、なんでもOKです。
山:もう解散してしまいましたが、『sora tob sakana』が一番好きでした。
ダ:展開もがっつりされてましたよね。
山:そうですね。展開もしつこくやってて(笑)
多分アイドルコーナー担当になってからは一番ちゃんと好きでしたね。
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ダ:ファン有志によるアイドル楽曲大賞2020の5位に入賞していましたが
入賞はまさに予想通りという感じでしたか?
山:割と常連なグループ、エビ中やsora tob sakanaとかもう絶対入ってるんですよ。
けど、一番最初の盤で、新人さんで5位に食い込むのは功績というか
快挙なんじゃないかなと思いますね。
ダ:4位のRAYも山口さん結構推してましたよね。
山:ここで言うのもあれですけど、、(笑)僕の去年のベストオブディスクでしたね。
ダ:淡さ、青春感、エモさとか。
山:ここでRAYの話に持って行ってしまってすみません(笑)
話戻すと、、
SNSで検索してみても、やっぱりダルフォンが5位に入るのはすごいという
意見が多かったですね。
予想していたというのはあれですけど、やっぱりなというかすごいなという感じで。
楽曲派の方にもしっかりハマって、効果が得られているんじゃないかなと思います。
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ダ:ジャンル関係なく、今密かに気になっているアーティストは??
山:さっき出しちゃいましたけどRAYです!
アイドル以外だと、正直新しく発掘する余裕は自分的には無くて。
どうしても好きなの聴いちゃったり。。知っているのをずっと聴いちゃったり。
アイドルは仕事柄もあり、新しいのをいっぱい聴かせて頂いたりですね。やっぱりRAYかな~(笑)
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ダ:サンダルテレフォンにしてほしい店頭での企画はありますか??
山:イベントも出来てないので。。
コロナが無ければ絶対イベントをしていたであろうアーティストですね。
がっつり掴めるような企画とかイベントもできたはずなんですが、なかなかそれも叶わず。
ダ:最近だと、秋葉原のエンタバさんで「新春書初め」とかをされてましたね。
山:テレフォンに準じた、糸電話会とか、、どうですか(笑)
ももクロが初期でやってましたけど(笑)
ダ:え!!確かに糸電話会だと、ディスタンスも保てますね。
山:材料は紙コップと糸だけで、30秒くらいテレフォンしたり。
なんか、、せっかくだからテレフォンで何か。。
ダ:結構グッとくる企画だと思います!!
山:内緒話的な感じになるし。面白そう。是非お願いします(笑)
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ダ:最後に、サンダルテレフォンにメッセージをお願い致します!
山:一番難しいな~(笑)
新宿店が応援するのは大前提です!お店から発信できることは、すべてやります!
あとは、、イベントをやりたいです。
うちはオープンスペースでイベントをするので、通りすがりの方の心も鷲掴みにしてほしいです。
絶対、「お!なんだ!」となると思うので。
このままのサウンドメイクで、急な方向転換とかはなるべく、、(笑)
アルバムのタイミングで、是非何かやりましょう!!
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ダ:次のバイヤーさんのご紹介をお願いします。
山:元新宿店チーフで、現秋葉原店店長の岩谷さんです!
私の上司で、アイドルの情報交換先輩です(笑)
たまに新宿店にもいらっしゃいますね。僕は行かないですけど(笑)
岩谷さん、よろしくお願いします!
D:インタビューは以上になります。
ありがとうございました!
山口さん、今回はインタビューにご協力頂き、ありがとうございました!
もともとはメロコアの名門・PIZZA OF DEATH RECORDSを設立したハイスタはじめ、BRAHMAN等が好きな山口さんでしたがアイドルを聴くようになったきっかけが、アイドルソングにも、シティポップ、
メロコアの要素が入ってきたことが理由とのことで。
外から見ればアイドルだなって思うグループも、中を見ればロックやメロコアを詰め込んでいるということもあり、
逆に、アイドルの存在としての魅力も持つふゆのどうぶつえんみたいな、バンド(エア)のグループもいたり。
今まで狭いコミュニティでしか見れてなかったと思うので、『拡げていこう』って意思を持って色んなところに
アンテナをはって音楽を聴いていくことが大事だなと思いました。
そして今は、YouTubeやサブスク等の音楽コンテンツが沢山あり、新しい音楽に出会う場所はいたるところに。
最近は店舗へ足を運ぶ機会が少なくなり、ステイホームでも情報を得れるタイミングが以前に比べたら爆裂に増えています。
ですが、ファンとアーティストを繋ぐ場所である店舗へ行くと、流行りの音楽がずーっと流れている、音楽が好きなバイヤーが推しているアーティストが分かり、最新に触れているという感覚になることを忘れていたような気がします。
これからもCDショップへ行き、刺激をくれるアーティストや展開を見つけていきたいと思います・・!
次回は、秋葉原店店長の岩谷さんにインタビューします!
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